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鈴木康久教授 ファッショントレンドセミナーへ講師として登壇


一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が主催するトレンド解説セミナー「2025年春夏ファッション&カラートレンドセミナー」へ、杉野服飾大学の鈴木康久教授(ファッションビジネス・マネジメントコース主任)が講師として登壇しました。

全5名の専門家によるセミナーとなり、鈴木康久教授は、社会潮流とメンズファッションノトレンドを担当。本セミナーは、ファッション業界を中心に、ビューティ、インテリア、自動車、等の広範にファッショントレンドと色彩傾向を活用する実務者向けセミナーです。

2025春夏シーズンで注目されるのは、ポストパンクのカウンターカルチャーとして一世を風靡した80年代後半に登場したThe House Of Beauty and Cultureを再評価する動きが注目されます。ジョン・ムーアを筆頭として、ジュディー・ブレイム、クリストファー・ネメス、マークレボン等が活躍したイースト・ロンドンに誕生したブティック兼デザインスタジオを中心として広がりを見せたファッションデザインの方向性は、ボーダーレスなスタイルの自由度、ジェンダーフリー、拘束性の無いファッション、といった価値観を広め、当時のユースカルチャーに多大な影響を及ぼしました。翻って現在のコモディテイ化が進行するファッションに対するアンチテーゼとも捉える事が出来、加えて変革期を迎えるファッション市場から渇望されるエッセンシャルなムーブメントとも言えます。(鈴木康久教授)


2025年春夏ファッション&カラートレンドセミナー 再配信

ファッション業界向けに該当シーズンのトレンドをはじめ、社会潮流、デザインの方向性、テキスタイル、そしてカラー傾向を分析し、解説するセミナー。

開催日:2024年2月9日(金)10:30~16:50
※1月24日に開催したセミナーの録画配信です。
主催:日本流行色協会
後援:日本インダストリアルデザイナー協会