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ファッションビジネス・流通イノベーションコース


デジタル消費者の視点からビジネスの未来を動かす
ファッションおよびライフスタイル分野において、オンライン(EC)とオフライン(リアル店舗)が融合した、日々進化する流通や販売方法のテクノロジーを学び、既成概念にとらわれない柔軟な発想を持って激変期のファッションビジネスに挑戦する人材を育成します。スタートアップ起業も視野に入れ、デジタルイノベーションの実践的な学びを提供します。


4年間の流れ

1年次 造形技術とビジネスの基礎を学びながら興味と適性を見極める
初年次は、服飾における造形技術とビジネスの基礎を学びながら、自分の適性や将来の目標を見定め、2年次からの専門教育課程で学ぶコースを選択します。(初年次教育課程の詳細はこちら
2年次 デジタルマーケティングでSNSを学ぶ
ファッションビジネスの現場で必要となるSNS運営を学びます。InstagramやTikTokに大学生活のさまざまな場面を動画編集して投稿します。note マガジンでは「杉野生のファッションと日常」を編集し、WEBコンテンツのスキルを磨きます。SNSのインサイト分析や検証は、3年次のEC運営に役立ちます。また、ファッション業界の実務家を特別講師として招き、リアルな臨場感を学びます。
3年次 EC(インターネット販売)の体験と店舗との関係を考察する
作った商品のインターネット販売を行うまでの実務を学び、写真撮影や原稿作成、SNSとの連動から購買に結びつく仕組みとWEB解析を学びます。ECと店舗との関係も学び、昨今のデジタル接客によるチャットやライブコマースなどでブランドの世界観を発信して、オンライン(EC)とオフライン(リアル店舗)どちらでも顧客の購買意欲が高まる方法を模索します。
4年次 研究テーマに沿って卒業論文を仕上げる
顧客エンゲージメントとファッションテックの実際を学び、最新のファッションビジネスに関する個々の興味に基づいて研究テーマを絞ります。デジタルに特化した企業や消費者動向についてのアンケート調査やインタビューによる実証研究を中心に、コースの学びの集大成として卒業論文を仕上げます。

主な授業紹介

消費者行動論Ⅰ・Ⅱ

私たちはなぜBでなく、Aを選んだのか。デザイン、ブランドイメージ、価格…何が意思決定に影響を与えるのか、消費者がどのような方法で商品を選択するのか、デジタル消費者のスマートフォンを使った購買行動を分析します。

消費者行動論

ファッションエディトリアルⅠ・Ⅱ

スタジオでの撮影から始まり、PhotoshopやIllustratorなどのグラフィックデザインソフトを使用し、写真加工やページレイアウトの技術を身につけます。雑誌、WEBなどファッション情報を発信するために重要なエディトリアル(編集)のプロセスを学びます。

ファッションエディトリアル

流通イノベーションゼミⅠ・Ⅱ

ECサイトやリアル店舗と連携した企業との産学連携や、ショップブログ、SNS、動画配信をはじめ、AI (人工知能)やテクノロジーを活用したビジネスの知見を広げます。リテールにおけるデジタル最先端の現場を熟知した講師から学びます。

流通イノベーションゼミ

ファッションテック論

ファッションテック(ファッションとテクノロジー)関係の多数の実務家をお招きする授業です。3Dモデリングやメタバースの知識、生成AIによる画像やテキストを作成するプロンプト学習、デジタル消費者の購買行動など、ファッション業界の未来をつくる新しいテクノロジーの発想を学んでいきます。

画像提供:#CBK

その他の科目

  • ビジネスプレゼンテーション技法 
  • 企業会計入門
  • グローバルマネジメント特論 Ⅰ
  • ファッションマーケティング論
  • プレゼミ(イノベーション)
  • 現代流通論
  • 流通イノベーション特講
  • グローバルマーケティング特講
  • フィールドリサーチ実践論(国内・海外)
  • 顧客関係論
  • 卒業論文(イノベーション)Ⅰ・Ⅱ
  • パーソナルスタイリングとAIデータサイエンス

    (株)エアークローゼットの協力により、パーソナルスタイリングのスキルと、オンラインスタイリングやAI データサイエンスによるデータ活用方法を学びます。IT企業であるエアークローゼットの副社長から理論と実践を学び、第一線で活躍するスタイリストからスタイリングを学び、EC担当者や店舗スタッフとして即戦力となることを目標とします。

    ネットショップ(futureshop)体験

    futureshopとの産学連携により学生たちによるネットショップを作り、オリジナルTシャツのネット販売を実際に体験します。自分たちの作品や古着などをインターネットで販売する方法や、デジタルマーケティングの知識、SNSの活用などを修得します。


    身につく企画力

    ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」でオリジナルTシャツを販売

    2024年度のオリジナルデザインのTシャツは、(株)OpenFashionが提供する、ファッションに特化した生成AI「Maison AI」を使用して、独創的なデザインに取り組みます。

    当コースでは、ファッションテックに取り組むさまざまな企業で活躍する外部講師を招き、最先端の事例を学びます。
    実績一覧:(株)アイスタイル/(株)アダストリア/(株)エアークローゼット/(株)OpenFashion/(株)SHIBUYA109エンタテイメント(SHIBUYA109 Lab.)/(株)ZOZO/(株)TSI/東急(株)/(株)パル/(株)パルコデジタルマーケティング/MARK STYLER(株) など


    student's VOICE

    動画編集やTシャツ販売を経験しEC職への興味が湧く

    服飾学科3年生
    埼玉県/坂戸西高等学校出身

    ファッションに興味があり、将来はアパレルショップの販売員になりたくてSUGINOを選びました。服飾について幅広く学ぶことができるカリキュラムの中で、枠組みにとらわれず「面白そう」と感じたことに挑戦してきたので、バラエティに富んだ知識を吸収できたと思います。もともと好きだった動画編集やTikTokへの投稿、ゼミでは、自分たちでデザインしたTシャツを実際に販売するEC運営実務を体験したことなどを通して、ぼんやりしていたファッション業界のイメージが具体化するにつれ、将来の目標が変わりました。今、私が目指しているのはアパレル企業のEC職です。本当にやりたいことを見つけられたのは、実践的な学びのおかげ。もっとSNSやファッションテックに詳しくなり、SNSのフォロワーも増やして就職活動に臨むつもりです。


    卒業後の進路

    EC担当者、ネットショップ運営者、WEB・SNS担当者、プレス、ファッションアドバイザー など

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    2024年10月20日(金)_
    五月女 由紀子教授が登壇「ジェネレーティブAIとファッションの未来 #4」


    ファッションとAIを始めとした最新テクノロジーをかけ合わせたサービス・プロダクトを開発をする株式会社OpenFashionが、「Rakuten FWT 2025S/S」のスペシャル関連イベントとして「TOKYO AI Fashion Week 2025S/S」を開催。9月20日(金)、エキシビションとあわせて実施されるセミナー「生成AIとファッションの未来 #4」に、杉野服飾大学服飾学科ファッションビジネス・流通イノベーションコース主任の五月女由紀子教授が登壇しました。「生成AI×ファッション」をテーマの中心に、ファッション業界における教育現場や企業での“生成AI最新活用事例”についてお話しました。詳細はこちら